手足末端冷え性の原因は、高血糖と運動不足(座りっぱなし)。
2つが重なり、血流が滞り、末端まで血液が循環せず、冷たくなる。
※他の基礎疾患や薬の服用はない前提
「輪ゴムで縛って鬱血してる状態」になってる。
手足末端冷え性は、進行すると、最終的には糖尿病の壊疽(えそ)に繋がる症状やから、早急な生活習慣の改善が必要。
- ストレス源を断つ
- 動物食に切り替える
- 座る時間を減らす(寝るか立つか)
これらを実行すると1ヶ月ほどで末端冷え性は改善する
ストレス源を断つ
ストレスは糖質の過食に直結する。
よく「ストレスを発散しよう」って言うけど、発散は焼け石に水どころか、状況の悪化を招く。(感応度低減)
ストレス源を最初から断つ努力をしたほうが残りの人生の幸福度が爆増する。
ストレス源が、
- 家族なら別居
- 仕事なら転職
- 恋人なら別れる
- 隣人トラブルなら転居
病気など不可避なストレスは発散するしかないけど、ストレスの元を断てる場合はそうしない選択肢はない。自分を不幸にしない努力が大切。
ストレス源を断つことで、暴飲暴食のリスクを大幅に減らせて、結果的に常に高血糖の状態が続くのを未然に防げるので、血流が改善されて末端の冷えも改善される。
動物食に切り替える
人間は雑食だけど、植物を断って動物食に切り替えることで、高血糖状態を避けて、免疫も賦活され、代謝も上がり、血流も改善される。
炭水化物→植物
砂糖→植物
野菜→植物
香辛料→植物
ハーブ→植物
植物には、生体防御機構による毒が約3万種ほど確認されていて、食べ物も例外じゃない。
アルカロイド類:12000種
フェノール類:8000種
アルデヒドやサポニンなどその他:10000種
胃腸が健康な動物なら植物毒を栄養に変えられるけど、そうじゃない場合、たとえばリーキガットシンドロームなど、消化器の壁が薄くなってる人ほど、強い生理活性作用の影響がもろに出てしまう。
植物は、特に免疫や自律神経を抑制や鎮静のほうに傾かせてしまうから、体に下記のような影響が出る。
植物を食べるのを避けて動物食に切り替えることで、体にいい影響が増える。
といったモードに体が切り替わる。
動物食にすることで、血液の滞留が改善されて手足の冷えも改善される。
ちなみに、動物食で脂質を多く摂取することで太ったり病気になることを心配する人もいるけど、日本動脈硬化学会によると、摂取脂質と血中脂質に因果関係はないとのこと。
摂取脂質よりも、糖質を含めたカロリー過多でインスリンが出て中性脂肪が増える結果、アラキドン酸という脂肪酸が細胞膜に結合して、ホスホリパーゼA2という脂質分解酵素によって遊離アラキドン酸が血中に増え、エイコサノイドという超炎症物質が大量に産生されることによる健康被害のほうが大きな懸念。
座る時間を減らす
座る時間を減らすことでも血行はよくなる。
輪ゴムで指を縛ると鬱血して冷たくなるのと同じように、体の関節という関節をずっと曲げた状態でいると血液の巡りが悪くなるから、
- 立つ
- 寝る
どちらかの態勢でいるように心がけることで、血の循環が保たれる。
そもそも人間の体は伸びた状態に最適化されていて、そもそも椅子に座り続けるという態勢に向いてない。
縦か横か、どちらかの態勢を選ぶようにしよう。パソコンをよく使う人は寝ながら操作するなど。
まとめ
手足末端冷え性は外気温のせいじゃなく、血液の循環がうまくいってないことが原因の場合が多い。高血糖状態が続くと、手足の末端に血液が届かなくて、最終的に糖尿病の壊疽になったりする。日頃から高血糖状態が続くようなことを避けることで、手足末端冷え性を根本的に改善できる可能性が高い。
- ストレス源を断つ
- 動物食
- 座り続けない
この3点を心がけることで、根本的に手足末端冷え性が改善される可能性が極めて高い。おためしあれ。